よむとうか〜る★365

  • HOME
  • sp
  • 小論文徹底解剖講座

小論文徹底解剖講座

  • 第1回
  • 第2回
  • 第3回
  • 第4回
  • 第5回

AO、推薦入試で受験するには覚悟が必要!?

大学がAOや推薦入試で学生を募集するのはなぜだろう?
受験生の学力だけをみたいなら、一般入試で十分だろう。
つまり、大学がAO・推薦入試で求めている学生は、大学の価値を高めてくれるような人材なのである。
受験生は、入試書類を通じて、自分が大学にとっていかに有益かを示すことが大切となる。

1.文は人なり!!

自己推薦書では

自己推薦書は、今の自分の関心事を書き、それにつながる将来の夢を書くものなんです。
現在の関心事については、他の人には書けないようなネタや、他の人が気づかないような視点で構成すべし。 だから、クラブ活動のことや短期留学など、多くの人が書きそうなことはNG。

やむを得ずこれらのネタを書く際には、クラブであれば「他者との協力と挫折」、留学であれば「異文化への苦労」と、その出来事を通じて自分にどんな変化が起き、そこから何を学んだのかなどを書くこと。

今、その経験を持っていないならば、さっそくネタを作りにかかったほうがいい。
将来の夢については、少し触れる程度でOK。
もちろん社会に対して自分が「どのような働きかけをしたいか」という内容にまとめよう。

クラブで大会に臨んだときに、メンバー全員で協力しました。友人に感謝です。
評
ネタとしてありふれ過ぎている。
内容に意味がない。自己推薦書では友人のことではなく、自分のことを書こう。
2週間の海外留学では、充実した時を過ごしました。
評
2週間だけの留学で本当に学べることがあるのか?
高校生活3年間で充実していたのはこの2週間だけなのか?

志望理由書

志望理由書は、自分の将来の夢・やりたいことと、入学を希望する大学・学部との関連性・必然性を示す書類。志望理由書を書くためには、該当大学・該当学部のことを十分調べておく必要があるし、大学の独自性をみつけて、この大学・学部だから「私の夢」が実現できるのだという理由を述べられなければダメ。
裏を返せば「設備が整っている」「カリキュラムが充実している」など、どの大学に提出しても通用するような志望理由書ではダメということになる。

もう一歩踏み込むなら。
採点官になりそうな教授が出している本を調べ、その教授が好みそうなことを書くというのもアリ。
ただし、「○○先生が研究しておられる△△」とまで書いてしまっては、やり過ぎ。
たまたま自分の夢が△△という分野にかぶっているというレベルで留めるように!

お母さんが病気になったことが、生物学部志望の理由です。
評
筋道が通っていない。
" なぜ "医学部ではないのか?という疑問が浮かぶ。
私は子どもが好きなので、将来は教師になりたいと考えています。
評
単純に好きだからという感覚的な理由で職業を選ぶのはNG。
その職業につくことで、どのような社会貢献ができるかを念頭においての理由付けを。

小論文

小論文では、自分という人間の総合力が試される!
例えば… 「地球にやさしく」と論じる受験生が、読む相手にやさしくない文章を書いても説得力はゼロ!
大学が受験生の知性や考え方、他者への配慮、コミュニケーション力を判断する材料となるのがこの小論文。できれば、小論文の問題を作る担当者が望むような答えを書きたいもの。
課題文の筆者の意見を肯定しつつ、どれだけそこに修正や補足、自分の意見を入れることができるかが重要となるのだ。

文章には読む人への気づかいをにじませることが要!
型どおりの主張・根拠・例示を書くのではなく、自分より知識も経験もある頭の良い人(採点官となる教授)にむけて、自分の知識力をアピールするような内容の文章を書ければベストだ。

1.文は人なり!!

自己推薦書・志望理由書・小論文は、バックについている参謀による代理戦争なのだ。 多くの受験生は、高校3年生の夏ごろ、突然おしりに火がつく。
そして、受験に向けて本格的に勉強を開始するも成績は簡単には上がらず、AO・推薦入試を目指すというパターンが多く見受けられる。

しかし、本当にそれでいいのか?
AO・推薦入試は受験チャンスが増えるボーナスステージではないのだ。受験は戦い。
真剣に挑むのであれば、勝つための戦略が必要となる。時間をかけて勝つための準備をすることで、もちろん合格率は高くなる。しかし、そのために犠牲にするものは多い。
AO・推薦入試と一般入試の両方を狙うと、最悪の場合、どちらも逃すという結果に終わることも…。

AO・推薦入試に挑むためには、最低でも入試の1カ月前までには腹をくくるべし!特に小論文は1カ月間程度集中して毎日取り組むことで、要領が分かりそれなりの文章が書けるようになってくる。毎日、小論文の添削をし、思考力を高めるためにディスカッションをしてくれる信頼できる参謀の存在が勝負を分けるカギとなる! 受験生には、実力テストが得意なタイプと定期テストが得意なタイプがいるが、自分はどちらのタイプなのかを見極めよう。
実力テストは得意だが内申点はそこそこのタイプの受験生がAO・推薦入試をめざすと、小論文の勉強に取り組む間に一般試験の勉強は遅れる。しかも内申点が足りないために、悲しい結果となるのだ。
一方、実力テストはいまいちでも、定期テストの点数が良く内申点も高いタイプであれば、AO・推薦入試にシフトするのもいいだろう。覚悟を決めて小論文の勉強に取り組もう!

∧ ページの先頭へ

大学受験を目指す高校生のための応援サイト