廣野 優希音さん
高校に入学したばかりで、気が付いたら夏でした。進学校だったため部活などは大学受験のことも考えて決定したことを覚えています。
いわゆる中だるみの学年で、用意された日常をノルマの分だけこなす日々でした。部活の活動には積極的に参加していたことを覚えています。
気が付いたら3年生で、まだまだ受験は先だという余裕と、実はもう時間はそんなにないんじゃないかという不安がせめぎあいながら、苦手教科の克服をメインに勉強していました。
学校の夏期講習と塾の夏期講習と、自学時間を除いても必然的に勉強量はそれなりに多くなり、気分も重くなりました。同時にAO入試の準備のため、自己推薦書の作成や面接練習などでただただ忙しい毎日でした。
センター試験でボーダーを超えることだけを考え、12月はセンター演習に励みました。
奉仕活動先の教会の説教で印象深かったものです。心配の先取りは不安しかもたらしません。先のことを心配する位なら、その日にできること、向き合うべきものをしっかりこなせばよいし、そうすることで自然と進むべき道は開けていくのだと思います。