O.Kさん
周りに合わせて漠然といい大学に行きたいぐらいにしか考えていなかった。そのため勉強は部活や学校行事の後回しになっていて、丸一日勉強しないという日も多かった。もちろん定期テストの成績も最悪だった。
前半は一年の頃と同じように部活と遊びしかしていなかった。しかし後半になるにつれ徐々に現状に焦り始め、少しずつ勉強をするようになった。
私立大学を受験すると決めたことで学校の先生に強く反対された。しかし僕は地方の高校特有の異常なまでの国公立信仰に屈しないことを心に誓い、早稲田を受けるという主張を続けた。またアイドルの握手会に行き、それをモチベーションに一年間頑張った。
夏休み中も早寝早起きをすることを勧められるが、自分はそれが苦手だったので、勉強時間10時間を確保しながらも遅寝遅起き睡眠時間8時間で夏休みを乗り切った。結局自分に合う方法が一番いいということに気づいた。
秋は文化祭などに時間を割かれかなり大変だった。冬になると学校に行かない日が増えた。学校を休むと落ちる、などと意味不明な脅しをかけてくる教師もいたが、家で私立志望の自分に合った勉強をしたことは合格できたことの大きな要因だったように思う。
自分の好きな歌の歌詞。勉強をやめたくなったときも、今まで学んだことを無駄にする勇気を持つより勉強を続ける方が簡単だと思うと勉強できました。