S・Yさん
部活が最優先の生活で長期休暇も大半を部活に費やした。ただ、好きな国語だけは好成績を保ちたかったので、古典文法と漢文句法はきっちり覚えた。
クラスに恵まれたことで、HR運営と文化祭に全力を注いだ。おかげで地歴の勉強をほとんどせず、後に響いた。ただ、百人一首だけはきっちり覚えた。
総体に向けて部活が激しくなる中で、数学の問題集(高難度)に手をつけ始め、毎日コンスタントに解いた。英語が弱点だったことから、単語を基礎からやり直した。
国、数、英は過去問を開始した。日本史が全くできなかったので、通史を頭から一周しながら、一問一解をとにかくやり込み、問題集でアウトプットを重ねた。
センター試験前は一番苦手な世界史に多くの時間を費やした。センターでやや失敗したが、腹をくくり、各教科実戦問題集をとにかくたくさん解き、本番の形式に慣れた。
難しい問題を解くためには、付け焼刃のテクニックではなく、基礎固めこそが何より必要だと感じたから。