目標点と自分を知る

数学はどちらかというと得意な科目でした。センター試験でも自分の武器にしたいと考えていましたが、過去問などを解くとなかなか点数が安定しませんでした。まず、理由としては時間が足りず、解ききれないということでした。それは自分が点数を取ることにこだわりすぎて、分からない問題に時間を費やしすぎてしまっていたからです。そこで先生に相談したところ、最初にしたのが、目標設定です。自分の志望大学合格のために必要な合計点数から、各科目でどれくらいの点数を取らなければならないのか決めました。目標点を決めたことで、その点数を取るためにどうすればいいのか自然と解き方を工夫をするようになっていました。例えば第一問の、最後の問題でも、自分がすぐに解法が浮かばなければその問題を飛ばして最後に解くようにしました。たとえ解けなかったとしても、他の部分を確実に解く方が配点が高く、結果的には、時間内に目標点を取ることができました。また、何度も問題を解いていくことで自分が毎回間違えてしまう単元を知ることができました。そこを重点的に復習することでより、学力を向上させることができました。ですから、目標点を立てることと、自分がどこが苦手なのかを知ることが大切です。