H・Fさん
高校に入学した当初の模試の成績が一番良かった。中学校の頃から、運動部に入り、部活のジャージを着るのが夢で入部したが、毎日のように部活があり、嫌になった。
部活をやめてから、本を読んだり、友達と遊んだりなど自分の時間が増えた。冬に、大好きな祖父が亡くなりつらかった。さらにそこでできた勉強のブランクにも悩んだ。
志望大学も定まらず、勉強もなんとなくでやっていた。周りがだんだんと受験モードに切りかわっていく中、私は、なにもかわらず、いつも通りに過ごしていた。
家族との話合いの末、志望大学を決めた。今まで勉強してきた教科で入試に必要ないものがたくさんあり、いらない教科を勉強した時間がもったいないと後悔した。
今回の入試で落ちたら、同じ大学に一般入試で受けても落ちると感じていた。それだけは絶対に避けたいと思い先生の助言や自分を信じて勉強し、受験を迎えた。
入試直前は穴を見つけ、それを埋めていくことが大事。山を張るような勉強をすると絶対に落ちると言われて、焦らず着実に入試まで勉強しようと思った。