S.S.さん
高校に入り、特に数学において授業についていけなくなっていき、
定期テストでもひどい点数ばかりとっていたため、1日必ず一問以上数学の問題を解くようにしていた。
後輩ができ、部活動が忙しくなっていたものの、高校生活に慣れてきたため、少しずつ勉強もついていけていた。
コロナによって長期間勉強は出来たものの、あまり受験生という自覚をもつことができず、効果的な勉強をしていなかった。とりあえず、社会や理科などを中心に勉強していた。
長期休校が終わり、模試が始まった。春に長時間勉強したため、自信を持っていたものの、ほとんど身についておらず、あまり良い結果ではなかった。しかし、この調子でやっていても大丈夫だろうと思い込み、同じような効果的でない勉強方法を続けていた。
模試をやればやるほど、点数は下がっていった。周りの友達は良い点を取っているのに、自分はまったくだった。家族には本当に勉強しているのかと言われたりもした。授業でも模試形式で勉強し始めたものの、全然分からず散々だった。辛くて毎日泣きそうだった。それでも、やらなければと先生に毎日質問しにいったり、友達にどんな風に勉強しているか聞き、
焦らず地道に取り組んだ。少しずつだったが、点数も上がりはじめた。
友達の点数などが耳に入って落ち込むことがあっても、
気にしないためにと先生が言ってくれた言葉。