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2015年度センター試験まで あと-3359

数をかけよう

 私は中学生のころからとにかく数学が苦手でした。途中で分からなくなったのを放置していたら、その穴が広がったという具合だと思います。高校入試はなんとか乗り越えましたが、高校に入っても苦手なのは変わりませんでした。
 そんな中で、当時英語を指導していただいていた先生に数学も指導していただくことになったのですが、そこから私の数学の学習状況が一変しました。演習量が圧倒的に増えたのです。一週間分の宿題が4stepやFG(いずれも数学の問題集)見開き10ページ全問などということもざらにありました。あまりイメージがわかないと思いますが、そういう方は是非やってみてください。その量のおびただしさたるや…初めてその量を目の当たりにしたときは「こんなにいっぱい解いて何になるんだ」という気持ちもありましたが、自らを変えるのだと気持ちを強く持って演習に取り組みました。昼休みだけでなく授業間の休みという休みを利用して問題を解き続けました。
 その結果、普段の演習においてはすぐに変化が現れました。計算における精度と速度が格段に向上したのです。言わずもがな、計算力は数学における基礎中の基礎、スポーツにおける「体力づくり」であります。これが盤石でない人は、数学的思考力を養おうと応用問題に挑んでも、すぐにはねのけられてしまうでしょう。
 ただし、計算力がついてもすぐに模試などで得点できるわけではありません。計算練習や基礎問題だけではこの手の問題を攻略する数学的思考力は養われていないわけですから、当然です。ここで折れてしまう人がいるかもしれませんが、自分を変えたかったら諦めてはなりません。ここは我慢どころです。山を幾つも乗り越えてはじめてFGの*3,4レベル問題や各社模試なども解けるようになります。まとめてみるとこんな感じになるでしょう;計算練習・教科書lv問題→問題集難lv問題→模試・入試lv問題
 自分は数弱だから国公立は無理だ、と諦めないでください。数学をある程度得意にして、友人らに教えて初めて気づいたことですが、数学を苦手としている人はほぼ間違いなく演習量が足りていません。高1春の私のように、がむしゃらに問題を解いても意味がないとか、時間の無駄だという人も確かにいます。しかしながら、演習の質というのは量をこなした人間が更なるレベルアップを狙って向上を試みるものであって、質の向上の上で必須である「力点への意識」は量をこなした人間にしか見えません。量さえ増やせば基礎体力がつき、応用問題にも根気強く取り組めるようになり、自ずと質もよくなるというものです。重ねて言いますが、数弱でも勝てます。是非とも、泥臭く頑張ってください。健闘をお祈り申し上げます。

個別指導Axisの先生からのコメント

まさとしくん
彼は中学校3年生から英語を担当していましたが当時から馬力があるなと感じていました。
恐らく秋田校で私は1番宿題の量が多く、苦しい思いをしながら宿題に取り組んでいたと思います。
高校に合格することよりも、高校に入って上位に入り難関大学に受けられるようにすることを意識して指導していました。
最初はもがきながら悪戦苦闘していましたが徐々に慣れてきて、定期テストでも上位にくい込むようになってきました。
2年生では部活動との両立に励んでいて、そこら辺は適宜調整して宿題の量を、減らしました。
なんといっても、3年生からの東大対策時に4年間が二次対策で身を結んだ瞬間は指導者として感動しました!
とりあえず合格おめでとうございます!
大学では自由に頑張ってください

  

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