S.Oさん
部活に勉強にととても忙しかった。
慣れていないことばかりで、体調を崩すことが多く生活リズムが安定していなかった。
部活で中心的な役割を任せられていたこともあり、少し部活の比重が高くなっていた。
勉強も計画的に取り組んでいたものの、日々の疲れから寝てしまうことが多かった。
勉強の難易度も一気に上がったように感じ、自主的な学習をしないと追いつけないと感じていた。
部活もあと少しということで、今まで以上に力が入っていた。
周りの人が受験に向けて意識が高まっているのを感じ、自分も負けていられないと思った。受験校が徐々に決まりつつあり、より一層合格したいという気持ちが高まってきた。
部活の大会があり、頭の中には野球のことばかりあった。
その片隅で受験勉強をしており、ほとんど休む時間もなく今までで一番しんどかったように感じた。推薦入試を受けるということで、一般受験より時期が早いこともあり過去問を解いたり、対策をしていた。
夏休みは1日も甘える日を作らず死ぬ気で頑張った。朝早く起き、学校に行き、夜は塾に行っていた。
受験直前で、体力面よりも精神面がしんどかった。
合格できなかったらどうしようという焦りや不安、倍率を見て心配になることも多々あった。とにかくダメだった時に後悔だけはしないようにしようとただがむしゃらに努力した。
たとえ、周りの人に無理だと言われても、最後まで諦めずに強い気持ちをもって努力し続ければ必ず自分の望み通りの結果が出る。