金子 奨さん
部活動と受験
高校での3年間は、勉強よりも部活動を頑張っていたという感じでしたが、学年が上がるにつれ進路への不安が高まり、悩むことも多くなりました。高校3年生になり、真面目に自分の進路と向き合い、一般試験では大学に進学することが難しいと考え、今までの部活動での競技実績を利用した学校推薦型選抜の公募制や総合型選抜で大学を目指すことにしました。私の目指す大学の試験方式は書類と小論文・面接でした。しかしひとりではうまく志願理由書や小論文を書けないと思い、Axisでの勉強を小論文に切り替えました。Axisでは志願理由書の書き方や手順から始め、私の今までの経験をうまく文に取り入れることなどもアドバイスしていただきました。また、添削では細かなところまで丁寧に見ていただき、文章の書き方を学べました。面接練習は授業の終わりに30分から、時には1時間程度していただきました。はじめはどうしても一問一答的な回答になってしまい、自分の魅力を上手く伝えることができませんでしたが、先生からのアドバイスをいただき、だんだんと質問に対して、理由やきっかけ、大学との関連性まで話を広げられるようになりました。そのおかげで本番でも緊張せずに自分の魅力や、考えをうまく伝える事ができ、無事合格することができました。Axisの先生には本当に感謝しています。決してひとりでは合格できなかったと思います。今まで本当にありがとうございました。
金子くんはAxisへの入会時期を高3夏と勘違いするほど、夏から本格的に受験勉強をスタートさせました。そしてそれは、同時に私たちの金子くんを「何としても合格させる」というプロジェクトの始まりでもありました。
「ほんとうにそれだけでいくのか、みんなと同じように指定校推薦で行くというのはないのか、どういう選抜型での受験でいくのか」まずはそこからしっかり何度も指導担当者と私で対話を重ね、意思確認をしていきました。
志願理由者や小論文の指導も毎回2コマ分の枠をとり、そんな感じで進めていきましたので、志願理由書は出願期限ぎりぎりの提出となりました。その過程でだんだんと書き方のコツを身につけていきましたので、小論文の指導に入ってからは直しもたくさんありましたが、比較的スムーズに運びました。
面接指導は小論文の時間中やその後、時にはそれだけで来てもらう日もあるなど、かなり時間をかけました。最初は部活動のこと以外は、なかなか思うように言えませんでしたが、自分との対話を重ねつつ世の中の情勢など周りを見る目を養うなど視野を広げていった結果、しっかりと受け答えができるようになってきました。入試では何と面接官からその態度、発言内容を褒められ、とても自信になったとのことでした。
金子くん、合格おめでとうございます。その真摯で前向きな姿勢で充実した大学生活を送り、社会に飛び出してください。応援しています。