石井 柚花さん
受験に対する意識は全然なくて、定期テストの対策くらいしか勉強していませんでした。たくさん遊んでたし、成績自体も大学受験はあんまり関係ないって思ってました。
志望校を探してたけど、あまりパッとするところがなくて、基準にする偏差値だけ決めてそれ目標に勉強してました。みんな行きたい大学とか話してたけど自分はなくてちょっとだけ焦ってました。
まだ志望校が決まってなくて、経営学部に行きたかったけど、県内で行きたいところが自分的に見つからなくて、県外に行くのか、国公立と私立どっちにするのかずっと悩んでました。
第一志望を私立に決めて、でも決めてからも本当にそこでいいのかとかずっと悩んでました。国公立と私立で問題が全然違うことも意識し始めて、周りと比べてこんな勉強で大丈夫なのかとか不安でした。使う科目も少なめだから、その分周りよりもいい点を取ろうと、夏休みは毎日10時間以上頑張りました。思うように勉強が進まなかった時とか、夏くらいから特に、勉強が嫌っていう気持ちよりも勉強していない罪悪感の方が勝って、もう勉強したくないっていう気持ちとかにはなりませんでした。
最後の最後で志望校を変えて、やっと意思が固まった感じでした。公募推薦を受けようとして、できるだけここで決めたかったから、公募の勉強ばかりしていたけど、一般とは内容が違うから、この勉強ばかりでいいのかとか、社会系の勉強もしてなくて、公募がダメだったら間に合わないかもとか、マイナスなことばっかり考えてしまってしんどかったです。公募が終わってからは、受かってたらラッキーくらいの気持ちで、一般に向けて社会科目を一周半終わるくらいのペースで詰め込みました。
人生最後の受験で、大人になってからに関わる進路を決めるのに、妥協したところには行きたくないからと思うと頑張れた。