中村 勇太さん
記録
塾の先生たちは意外にも私たち生徒のことを見てくれている、という話です。
先生たちは授業ごとに記録を紙にかいています。そこには、授業内容だったり、次授業の課題だったり、業務的なことばかりです。
私は個別指導の数学を受けていたのですが、高校2年生頃に先生が変わってしまいました。入りたての頃から担当してくれていた先生だったこともあり、少し気分が落ち込みました。そのあと、先生が変わり数学の授業が再開。ただ、その先生も人柄がよくすぐに打ち解け、実りある時間を過ごせました。その中、代わった先生に見せてもらったものがあります。それは、授業記録の間に挟んである書き置きのようなものでした。そこには、「〜君は意外とズボラなので、宿題をきちんとやるように言うこと」であったり「自習室に来させて自習の習慣を」など私についてさまざまな事が書いてありました。
これを見た時、「こんなに先生は自分のことを見ててくれていたのか」そして「こんなに自分のために尽くしてくれたんだ」と。Axisは生徒への思いで溢れているなと感動した思い出です。
部活と勉強の両立に苦労しましたが、3年生になる頃には長時間勉強に向き合うことができるようになりましたね。その集中力が、受験勉強を通じて獲得できた一番の財産だと思います。これからは、自分のやりたいことに少しでも近付けるように、大学生活を楽しんでください!











