小野 空さん
苦手なものに挑戦
私は第一志望の大学をなかなか絞ることができずにいて、先生方のアドバイスもあり、9月にようやく第一志望の大学を決めることができました。それと同時に、先生から「推薦入試を受けてみたらどうか」と提案されました。正直、私は人と話すことがかなり苦手であり、ましてや面接というものはこれまでやったことがなく、自分の考えを面接官に直接伝えるということは、自分にはとてもできないと思っていました。しかし、先生からの提案や、自分の苦手な分野に挑戦してみたいという思いから、推薦入試を受けることに決めました。
それからは面接への対策に入り、面接の内容の添削、面接の口頭試問の対策、塾での面接練習などを行いました。面接練習では、なかなかうまく喋ることが出来ず、一般の勉強も並行して行なっていることもあり、帰る時間が遅くなることが多く、身体的にも精神的にも疲弊していたことを覚えています。それでも、先生方は最後の最後まで親身になって練習に付き合ってくれ、励ましてくれたこともあり、本番では緊張することなく、自分の考えを自信を持って伝えることができました。
正直、自分の内容にはあまり自信がなかったですが、これまでの努力が実り、合格することができました。進路に悩む私に寄り添って考え、新しい挑戦の機会を作り、最後まで練習に付き合ってくださった先生方には本当に感謝してます。ありがとうございました。
高3から本格的に大学受験をスタートさせた小野くん。志望校を絞ることに時間がかかり、焦る気持ちと闘った日々、志望校が決まってからは推薦受験や共通テスト、二次対策と多くのことが現実味を帯びてきて、学習量が増え、日々の生活も一変し、慣れるまではとても大変で辛い日々だったかと思います。ですが、真面目にひたむきに、自分なりにどう入試を攻略していくかを考えながら、苦手な面接や口頭試問の練習も積極的に行い、見事合格を掴み取ってくれました。諦めることなく、目の前のことに立ち向かい、やり抜いた力はこれからの小野くんの支えになります。どんなことにも自信を持って、大学生活でやりたいことに全力で挑戦していってください。すべて小野くんの財産になります。この先の未来が豊かなものになりますよう、社会に出て大きく羽ばたいていけるよう心から願っています。合格おめでとうございます！
