T.Sさん
高校一年生で悩んでいたことは、「友達ができるかな」ということです。初めての環境でやはり、緊張や疲れがが絶えませんでした。
他には、検定等が多く、検定と部活の両立は難しかったのを覚えています。
二年生では友達が増えてきて、逆に人間関係のトラブルが多かったです。どんな親しい人でも距離感は大事だということを学びました。加えて、勉強や課外活動面で、先生たちからの圧がすごかったです。進路の話等が始まり自分がなりたいものに対して真剣に向き合い、毎日考え事をしていました。
なんとなく自分がどういう方向に進みたいのかが見えてきた時期でした。しかし、自分がなりたいものは私立の大学に行かなければなれないことが問題としてあがり、いろんな先生方に相談をし回っていました。心理学が学びたい、カウンセラーになりたいと思ったこともありましたが、何人かの先生に「もったいない」と言われ、思うように進路を決めることができませんでした。
担任の先生が新しく、知らない先生でしたが、何度か面談をしていきながら大分大学にしないかと説得されたりもしました。自分の進みたい道と違ったためとても悩みました。
高校三年生の授業の中で課題研究というものがあり、私は一つのグループのリーダとなり、多くの経験を積みました。その経験を生かせるところを探せと先生に言われたり、大分大学に行くことのメリット等を先生に教えてもらい、大分大学の良さを感じ、結果進路を大分大学に決めることになりました。志望理由を書き始め、具体的にしたいことも思いつかずものすごく苦労しました。泣くぐらいしんどい日もありましたが先生の力を借りながらも完成することができました。
実際に受験を経て、努力してきたことが出せだのではないかなと思います。ものすごく不安でしたが無事に合格することができ、とてもうれしかったです。これからは普通科に追いつくために数学や英語の勉強をしながら、大学に行って何をしたいのかということを考えながら過ごす必要があると思っているので、頑張ろうと思います。