伊達 一成さん
一般受験で進学クラスを志望していましたが、試験結果が十だったため選抜クラスに入れるとの知らせがありました。とりあえずの気持ちで選択しましたが、勉強に対する気持ちで周りと温度差があり、苦手科目は特に授業進度について行くのが大変だったと思います。
得意科目が英語だったため、当時私の英語教師を勤めていた先生から、新設する国際コースへ来ないかとのお誘いを受けました。この選択がきっかけで、国際言語系の道に歩むことが出来たと思います。コロナの流行により留学は叶いませんでしたが、熱心に面倒を見て下さる先生のおかげで、勉強に対して前向きに取り組めるようになりました。
いよいよ受験生となって、進路にあれこれ費やす時間が増えるようになりました。まだ集中した受験勉強などに手は出していませんでしたが、この時期しっかり考えて調べたおかげで、今も後悔していない進路を歩むことが出来たと思います。
大学でやりたいこと、将来やりたいことを持ち、自分が努力する理由を知ってからは受験勉強に集中して取り組むようになりました。自分に合った形式として自己推薦を選択し、夏休み中は毎日小論文を書いて力を伸ばして行きました。
全て合格とはなりませんでしたが、なんとか年内に受験を終え、無事第一志望を勝ち取る事が出来ました。
受験が終わってからは志望大学を受ける同級生達の為に学校に残って、よく勉強を手伝っていました。夏休みに経験を積めた事もあって、推薦受験のメンバーにはかなり助けになれたと思います。
悩みとは、物事を正しい方向に向かせる本能です。これから様々な局面において落ち込む日があると思いますが、目的意識を思い出して、いま自分に必要な行動は何か見定めてみて下さい。