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公民

人の悪口を言う

私は地理選択者でしたが、統計を覚えても何をしてもある意味才能なのか思うように点数が伸びず、理系ですが数Ⅲがないということも相まって、高3の11月に社会科目を倫理政経に変更しました。その追い詰められた状況で編み出した倫理の勉強法が、「人の悪口を言う」言い換えれば、「覚える人物を悪いようにあだ名をつける」というものでした。
倫理は覚える量が少なく、点数が取りやすいとは言われていますが、その人物について詳しく知っていないと難しく、ただ著作を覚えても意味がないです。例えば安藤昌益なら「不耕貪食の輩」という単語がありますが、これが何を意味しているのか、これを覚えていないと問題が解けず、そしてこの単語と意味の繋がりが覚えづらいです。そこを、「安藤昌益が有名になったのはこの時代ではなく、後に家で発見された物に書き残してあったのが有名になった」ということを知っておけば、どうして世に出さなかったのか、という思考が生まれ、「不耕貪食の輩というのは、武士を批判している言葉だからだ」と思考が繋がります。これを悪口にして一言でまとめると、「陰口野郎」のようになります(一例であり本人を侮辱するつもりは一切ありません。)あまりに衝撃的なのですぐ覚えられますし、学校の指導内では駄目かもしれませんが本当に覚悟が決まっている人ならこの方法を使うことをおすすめします。しかもこれを友達に共有することによって友達も覚えられますし、自分の定着にもなりますし、何より悪口を言うこと自体がカタルシスとなるのか、受験のストレス少しスッキリします。実績としては、本番の倫理では記憶で1問ミスでしたし、過去問を解いても8割程度で安定していました。初学から2か月半という誰よりも短いであろう時間で共通テストを迎えた私だから言える勉強法だと思います。

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