廣瀬 碧さん
新しい環境に慣れることが大変だったと感じる。僕は中高一貫高校だったので、通う学校が変わることは無かったが、周囲の同級生の顔ぶれが多く変わった。また、僕は英語科に入学したため、海外経験があったり、英語力の高い生徒が多く在籍するコースに身を置くことになったので、その中で自分の語学力を高めるためにそのようなバックボーンを持つ生徒と積極的に関わることができた。
文武両道を目指して努力を重ねた。自分の成績が推薦に大きな影響を及ぼす時期でもあったため、試験前だけではなく、日頃から苦手な英単語の勉強をほぼ毎日行ったり、倫理や日本史、国語教科などの得意科目は落とすことが無いように分からないところがあったら、授業終わりに担当の先生に聞くように努めた。
また、部活動でも三年生の先輩が引退したことにより部長になった。僕は中高連続で水泳部に所属しており、部長として部員たちの練習メニューを考えたり、トレーニングの指示を出したりしたりして、部長になる前よりもやるべきことが格段に増えた。部長としての自覚を持ち、円滑に部活が進むように舵取りができたのではないかと思う。
人間関係の面ではクラス替えが行われ、新しいクラスメイトが増えた。クラス、コース行事などを通して積極的に交流を行い、人間関係の幅を広げられたのではないかと思う。
指定校の推薦を取れるように評定の向上を目指した。指定校推薦に必須である三年次の評定は二学期に決まるが、一学期の評定も当然そこに含まれることになるため、油断することなくアクシスで学校で学んだ事を復習したり、内容の理解を深める事ができるように授業を行ったりした。また、三年生からは理系科目がなくなったため、苦手な英語科目に集中できるようになった。
しかし、学習を進めても自分では理解をしているつもりでもできていない部分があったため、思うように成績が伸びず、一学期のテスト結果は自分が期待していたよりも少し残念だったと感じる。
受験に向けて対策の勉強を行った。アクシスではオンラインで共通テスト対策授業を行った。英語、国語、世界史の三教科の対策授業を受講したが、その授業の中で先生のお勧めする英単語帳や世界史の年代の覚え方などを教わり、共通テストを受けるにあたって自分にとって必要な知識を理解することができた。また、過去問を解くこともあったので、自分の力を再確認することができたと同時に、知識をつけることができたと感じた。
学校生活でも文武両道を目指して頑張った。最後の大会が夏にあり、自分の今までの最高タイムを更新することができるように日々の練習に励んだ。その結果、自分の今までのタイムを上回る記録を出すことにつなげることができた。
また、学習面でも自分の得意教科である文系科目の成績はもちろん、苦手教科でもある英語の成績を向上させることができるように勉強を行った。苦手な文法の理解をするために学校から配布されたテキストをした他に、ネクステージを解き、自分の文法に対する知識を増やした。
指定校推薦による入試が決定し、小論文と面接の対策をする事になった。小論文に関しては、アクシスで対策のためのオンライン授業を取ることにした。元々文章を書くのは得意な方ではあったが、授業を通して、小論文を時間内に書き上げるには必須である、短時間でプロットを書き上げる力をつけることができた。
面接練習は学校の先生方に面接の練習をお願いしたり、友人数人とも面接練習を行った。自分も友人へ質問をすることで本番の流れや学部学科関係なく聞かれる質問についても知ることができた。
二学期中間、期末テストでは推薦が決まっていても点を落とすことの無いようにしっかりとテスト前の学習を行った。特に苦手な英語の文法や教科書の本文の和訳に力を入れて取り組んだ。その結果、今までのテスト結果よりも点を上げることができたのではないかなと感じる。
また、世界史や政治経済も難しい範囲の勉強だったが、ノート作りや発展問題を多く解くことで内容理解をしたことでテストでもあまり間違えることなく点を取ることができた。
緊張しっぱなしだと本来の実力は絶対出せない。すこし深呼吸して周りを見れば、必ず落ち着ける。