永谷 ありささん
この時から志望校は決まっており、高校の面接でもその大学に行きたいと言っていました。模試で割と好成績を取っていました。学校のテストも頑張っていたので文系の特進クラスのメンバーに選ばれました。
特進クラスは皆賢いのでどんなに頑張っても定期テストでのクラス順位は下がっていく一方であって落ち込んでいました。逆に模試のほうが順位が高かったです。3年生になってもこのクラスでいたいと思っていたのでなんとか自分を奮い立たせ勉強を頑張りました。
おかげで特進クラスに残ることができ、周りの子達も皆受験勉強を始めていたので、その子達に感化され自分も第一希望合格にむけて逆算して週間ごとに目標を定め、それを達成できるように勉強していました。
とにかくやらないとと思い、1日10時間から12時間くらい勉強していました。この頃が1番辛かったです。時間が漠然とあるせいか、なかなか午前に勉強する気が起きなく睡眠時間を削って勉強していたため、完全に夜型になってしまっていました。そのせいで学校の夏の補修で寝てしまったこともありました。
10月は模試続きで大変でしたが、「まだ本番じゃないし、ここで間違いをしておいてよかった。見直しが出来るから。」と思うことで模試を有効活用できていたと思います。夏に比べて勉強時間は減りましたが、夏よりも沢山のことがやれたので効率よく勉強出来るようになりました。
私は完璧主義な思想を強く持ちすぎてしまったことで、出来ない自分を許せず自分の心と体を傷つけてしまいました。でもこの言葉のおかげで少し物事を柔軟に考えられるようになり、できない部分も認めてそれをどう改善すればよいかを熟考できるようになりました。