立野 唯さん
高3の夏休み
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化学
建築関係の大学を目指す受験生のスケジュール
高3の夏休みは一般入試の勉強だけでなく、推薦入試の勉強にも力をいれました。総合型選抜を受験したので、受験科目は数I、グループ面接、模型製作、グループディスカッションでした。私は建築デザイン学科志望なので、自分の理想の家を100分で模型製作し、その後グループディスカッションしました。
模型製作に関しては学校側は協力してくれないので、オープンキャンパスに参加して情報を得ていました。そこで対策講座があるので基本的な作り方を教えてもらって家で練習をしました。最終的には時間を測って模型製作をできるようにし、50回ほど作りました。平家など普通な家はあまり面白くないので一目で斬新だと思うような家を作るといいと思います。グループディスカッションはコミュニケーション能力があるなら練習しなくても本番で上手く話すことができるので大丈夫です。もし、話すことが苦手な人は初対面の先生と話すことでコミュニケーション能力が上がると思います。
志望理由書は自分が将来学びたいことが大学の方針やカリキュラムのどこに一致しているのかをしっかり考えることでより深い志望理由書を書くことができます。また、大学のホームページやパンフレットをほぼ丸暗記するくらい目を通すことで面接練習の対策にもなりました。
面接練習は試験日の1カ月前から始めました。最初は志望理由書から聞かれそうな質問や過去に出された質問の資料を集め、それぞれの返答を箇条書きで書き、徐々に口で答えれるようにしました。面接練習は体で覚えるものなので毎日欠かさずにすることが大切です。また、いろいろな先生に面接練習をお願いするのは、困惑や焦りに繋がるので校長先生を含め3人程度をおすすめします。
私の夏休みの過ごし方は、午前中から塾へ行き、夕方まで一般入試の勉強をし、夜は模型製作をしました。志望理由書や面接は夏休み明けから始めました。
一般入試と推薦入試に向けての勉強は大変でしたが、計画性を持って学習することで焦らず受験に挑むことができました。