門田 浩和さん
特に志望校や志望する学部などについて考えることもなく、ただただ学校の課題に追われて過ごしていました。数学のクリアーの課題やテストに苦しめられていた記憶が強いですが、それが後々の受験で大きく役立ちました。
志望校について考えるようになり、高い目標を持ち、その大学について調べたり勉強法を調べたりしていました。ただ、調べただけでそれを行動に移せていることが少なかったのであまり良い過ごし方はできていなかったと思います。生活習慣は、相変わらず学校の課題や予習に追われていた記憶が強いです。
高校3年が始まってすぐは季節柄もあり高揚感や頑張ろうという気持ちが強かったです。しかし、学校の方針が思ったもの(高校2年の終わりに担任から言われていたもの)とは大きく異なり、相変わらず学校に拘束される日々が続いたり、古文の全文和訳や英語の小テストに不合格だった場合の口頭試問などの効率の悪いことを強いられたりしたので、イライラしてやりたいような勉強ができませんでした。
夏の勉強が受験の結果に大きく関わることはわかっていたので勉強を頑張ろうと思っていましたが、自分が理想としていたほどはできませんでした。夏休みが終わったくらいから、学校への苛立ちや疲れが限界に達して、受験に対する気持ちが弱まったように感じます。
共通テストが苦手すぎたり、神戸大や広島大の大学別模試の結果が散々だっとこともあって、気持ちが私立にシフトしていたように思います。ですが、共通テストを完全に捨てるような勇気はなかったので、中途半端な感じでした。結果的に受験した学校は全て合格できましたが、過去問を解いたのはどの大学も共通テストが終わってからで、周りの受験生と比べても対策の量ははるかに少なかったので相当運が強かったのだと思います。ただ、直前期の英単語や英文法の詰め込みや3年間地道に数学をやってきたことが入試で活きた実感はあるので、自分の努力のおかげでもあるのかなと思います。
あまり緊張せずに受験できるように、このように考えるようにしていました。