K.Hさん
新型コロナウイルス感染症の影響で学校に通えない日が多かった。休校が明けるとすぐに部活動が始まり、慣れない高校生活も相まってかなりつらかった。部活動の秋の県大会で3位になれたときは嬉しかったがつらいことのほうが多かった。
とても仲のいいクラスで毎日学校に通うのが楽しかった。でも部活動では新チームの主将となり、これまで以上に責任が生まれ、立ち振る舞いなど主将として恥じない行動を心掛けるようになった。苦しいこともあったが修学旅行など一生忘れない思い出ができた。
部活動の春季大会で、3位決定戦の直前に新型コロナウイルスに罹患した時は高校生活の中で一番気持ちが落ち込んだ。3年に上がって勉強に焦りが生まれ、何においてもあまりうまくいかなかった。
部活動の最後の夏季大会は大差で敗退してしまったが、主将をやり切れた達成感が大きかった。部活動を引退してからは勉強に切り替えて、自分より先に受験勉強を始めている人に追いつけるよう努力した。
周囲が共通テストや二次試験の勉強に取り組む中で、推薦入試の小論文と面接の勉強や準備を進めるのはなかなかつらかった。共通テストや二次試験の勉強が十分にできていなかったので、「落ちたらどうしよう」というプレッシャーが常に付きまとった。合格できてほっとした。
少しでもいい評価を得ようとして力が入って思うように自分の考えを伝えられていなかったが、面接練習していただいた先生にこの言葉をもらって、ありのままの自分を出せるようになったから。