S.Kさん
高3の夏休み
英語
クリティカル・ライティングは構造と語彙
3パラグラフ以上から成る英語のエッセイライティングは、構造への慣れ次第で格段に伝わりやすく書けます。導入、説明や例示、まとめ、というお決まりの流れを、私は練習の際に更に細分化していきました。例えば、導入は、一言目で課題要約、二言目で立場表明、という具合に、一言一言をあらかた決めていたのです。それにより論の進め方を考える時間を本番で省けましたので、各々で性に合うかたちを模索することはおすすめです。言いたいことを模範的なエッセイの形におさめることが苦手なら、その矯正にもなります。
また、練習で1本エッセイを書いたなら、その直後に語彙を収集しておくのが良いと思います。特に、「使いたかったけど思い出せなかった単語」なんかは、その際に味方につけておくと頼もしいです。語彙はその範囲に関する知識にも直結するので、表現力という面にとどまらず重要性を持ちます。ただし、表現力という点に限っても、語彙があって自在に書けるということは、知らない単語を回避した文書をひねり出す時間を短縮できるということにもなります。