來海 笑多朗さん
勉強は遊びの二の次だった。とにかく時間の許す限り友達と遊んだ。悩んでいたことは友達関係や恋愛などと、勉強とは無縁のことであった。
コロナウイルスがはやり、学校が休校になった。その時自分を変えたいと思い勉強に励むようになった。今思えばこの時がターニングポイントだったのだと思う。
一年生の時、勉強に熱心ではなかったせいでほかの人に後れを取っていると感じた。その分人一倍勉強し学力が伸び、それにつれて勉強が楽しくなった。
夏は良くも悪くも差がつくというのを先輩から聞いていたので一日の家庭学習時間は10時間という目標を立てた。くじけそうになることは何度もあったが、成し遂げることが出来成績も右肩上がりになった。
この時期になると推薦組が受験を終えて精神的にもしんどくなる時期だった。
どんな小さなことでも積み重なれば大きなことを成し遂げるという意味で小さな積み重ねの大切さを改めた知った。