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2015年度センター試験まで あと-3606

高校1年

どこにでもいる、普通の高校生でした。勉強はそれなりに嫌いで、部活に勤しみ、学校行事が楽しみな高校生です。勉学において成果をあげることは特になく、定期考査も実力考査も、順位はだいたい270/320でした。

高校2年

部活の沼にはまり、部活のために学校へ行き、部活のために生きました。おかげで部活では、初心者から始めたテニスで県大会出場にまでこぎつけ、華々しい成果もあげました。一方、家に帰ってからも勉強に気が向くことは決してなく、全くと言っても過言ではないほど勉強をする事はありません。小テストのためだけに、英単や古単を休み時間の10分で覚え、数時間もすれば記憶から削除。定期考査が迫ろうと何のその。果たして、前期末定期考査では、数学で18点という甚だ悲惨な結果となりました。それでも特に危機感はなく、大学へ進学するのも嫌でした。とにかく勉強が嫌いな1年間でした。

高校3年

春 〜Spring〜

コロナです。3、4、5月は休校となり、3月は自分の好きなことをやりました。本を読んだりパズルをしたり、絵を描いたりテレビを見たり。勉強といえば、学校から送られてきた課題をただこなすだけで、オンライン授業はあったものの、参加することはほぼありませんでした。
4月になり、YouTubeで見つけた勉強系の動画を見て、勉強は楽しいの、か、?と思い始め、まぁ受験生だしやるか、くらいのふらふらした気持ちで勉強を始めました。その時に、同じ部活の頭がいい友達と、勉強時間の共有をしました。全くの0だった勉強時間は徐々に伸び始め、5月には毎日平均3時間くらい机に向かうまでに成長しました。3時間は、受験生からしたらかなり少ない時間です。しかし、2年間まともに勉強してこなかった身としては、それはそれは大きく躍進した1か月でした。

夏 〜Summer〜

テニスは接触を伴わないということもあり、部活では地区大会、県大会が開催されることになりました。3年生は受験生だから、参加は強制しない、と、顧問の先生からは伝えられましたが、部活大好き人間だった私は、二つ返事で大会出場に同意。8月1日まで毎日、テニスに明け暮れました。しかしその後は特にやる気になることはなく、割と好きな方だった日本史をやるだけの夏休みでした。

秋・冬 〜Autumn & Winter〜

頑張ることのないまま、9月、10月と時は過ぎて行き、11月になりました。何もやりたいことが見つからなかったので、とりあえず広く学べる文学部に入ろうという結論に至り、仲の良かった友人が目指していた名古屋大学に焦点を定めました。が、さすがに遅すぎるのは分かっていたので、浪人を見越した上で(見越すと言うよりは浪人する前提で)学校の授業を聞いていました。
この頃、私が勉強嫌いだった理由が、分からないし解けないし理解できないの連続だったからだと、次第に気づき始めました。できると楽しいのです。できるようになれば、楽しくなってくるのです。12月、完全に気づきました。10月、11月を通して、つるんでいた友達と模試の結果を勝負したり、名大を目指す友達と2人で、先生に内緒で学校に残って勉強したり。今思えば、高校生活の中で1、2を争うほどに幸せで楽しい時間でした。
結果はもちろん不合格。ただ、これについては分かっていたことなので、そんなに落ち込みはしませんでした。「そりゃそう笑」 くらいの軽さでした。
後期も一応受けてはいましたが、べらぼうに偏差値が高い後期の文学部など受かるはずもなく、浪人が決定したかに思われました。が。岐阜大学の教育学部 美術科が、定員不足で追加募集を行っていたのです。親に勧められて、「まぁ絵を描くのは好きだし、悪くないのかもなぁ」というふわふわした気持ちで、面接に向かいました。
合格しました。
腐っても名大を目指していた人間なので、共通テストでは名大のボーダーにこそ届かないものの、世間一般的にそこそこ良い点を持ってはいました。あとは喋りで取った一枠です。ここで何か、新しい経験が出来ればいいなぁと思いながら、私は岐大生になりました。
思ってもみない結果です。誰が岐大生になると想像したでしょうか。ただ、そんな人生も悪くは無いものです。もしそこが合わないのであれば、また新しい道を探して、人生のコマを進めていけばいいではありませんか。どうにかなります。どうにもならなければ、どうにかすればいいんです。それくらいの気持ちで、軽々しく一歩を踏み出してみるのも、面白いんじゃないですか?

合格格言

なんやかんや耐える

なんやかんや耐えます。大学に合格しようが不合格になろうが、人生変えようと、ど真剣に思えばいつでも変えられる。大学受験なんてそんなもんーくらいの気持ちで^^

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