畢 暁正さん
医学部受験に向けて冬あたりから少しずつ勉強し始めた。高3の受験まで時間がありすぎるし現役で医学部合格は難しいと聞いたから余計不安で毎日とても辛かった。周りは遊んでいたが流されずに勉強していた。塾の先生にメンタルケアしてもらわなかったら医学部から他の学部に志望を変えていたかもしれない。
予習をめちゃくちゃ進めてメンタルに余裕ができていた。それでも医学部合格できるほど学力があったわけではなかった。12月あたりから受験勉強を始め、コロナによる休校期間は自分で勉強に関するルールを決めて毎日死ぬ気で勉強していた。家族に勉強のしすぎで心配されることもあった。
この時期には全教科の予習が全て終わっていた。
休校期間のルールを継続していいスタートをきれた。予習は全て終わっていたから基礎基本を徹底して勉強した。模試の判定はとても悪かったがいずれ良くなると信じてひたすらに勉強した。
模試でいい判定、偏差値をとったが油断せずに勉強した。ずっと塾に閉じこもっていた。冷房が最高だった。
模試の偏差値、判定が少し下がった。不安な気持ちもあったが過去問の点数と合格最低点を比べて自信をつけ、とにかく勉強していた。直前期は体調を崩さないために1時間ほど早く帰宅、就寝するようにしていた。受験勉強を早く始めた分直前の直前はすることがなくなっていた。その時は自分には覚えにくい知識などをコピー用紙にメモしたり英単語帳、文法書を読んだりしていた。
人は困難や苦労を乗り越えて初めて立派な大人になれるという意味の言葉。受験は本当に辛かったけど、受験を通して学力だけでなく人としても成長することができた。