北村 愛夢さん
部活動と遊び中心の生活で、小テストや定期考査に向けた勉強はその都度していたがそれほど集中して勉強に取り組んではいなかった。
部活動中心で、学校生活にも慣れてきて緩みがあったと思う。勉強時間も減ってしまっていた。
部活動の引退試合に向けて自主練をしたりプレーについて考える時間を設けたりしつつ、毎日少しでも机に向かうことだけは続けた。
ほとんどの友人が部活動を引退し、どのくらい勉強しているかや志望校の話を頻繁にするようになって、自分も周囲も緊張感を持ち始めていた。自宅や図書館で勉強していたが思うように捗らない日もあった。
頑張って勉強していても不合格になる怖さはずっとあった。本番で全てを出し切らなきゃいけないという緊張が酷かった。正しい生活リズムを保つ、必要なことを分析して勉強する、体調を崩さない、気を付けるべきことはたくさんあって本当につらかった。しかしその分合格したときの嬉しさは格別だったし、二度とこんな経験はできないような気がする。
これ以上勉強できない!という限界がきたと思っても、そこからほんの少し頑張ることを地道に続けていたら長時間の勉強に慣れていき、限界は結局自分の中で決めた「このくらいで終わりたい」の願望だったんだろうなと思いました。