叶谷 凜生さん
生活のリズムをつかむのに時間がかかりました。日々の授業を大切に、部活に本気で取り組みました。
進路にとにかく悩みました。最初から第一志望は学芸大学だったものの、音楽の学科に進もうと考えていたため、実技の練習に追われる毎日で勉強が疎かになってしまいました。実技の練習も思うようにいかないのと、部活がきつく、つらかったです。
休校期間で自分の進路をもう一度考え直してみました。明確な目標を見つけ、これからどう成績を伸ばしていくか、を熟考しました。
部活が9月まであったため、部活と勉強の切り替えを大切にしました。部活も手を抜かずに頑張り切れたのが、受験期に生かされました。焦る気持ちはいつもありましたが、その分、隙間時間を大切にしようという意識は周りよりも高かったと思います。
目標点を思うようにとれなくても、第一志望を変えたいとは一度も思いませんでした。模試ごとの自己分析をし、確実に勉強出来ている、という自信があったからです。補習の復習をメインに学習計画をたてました。
「羊と鋼の森」という本に出てくる言葉です。最初からホームランをめざすべきでない、というメッセージ性があります。勉強でなかなか高い得点がだせない自分に言い聞かせて、地道に頑張る力を与えてくれました。