A.R.さん
この時は受験も全く意識していなかったため、毎日の課題や定期テストの勉強に追われていました。部活が楽しかったので、週に一度羽を伸ばすこともできました。
受験を意識してはいたもののそのための勉強はまだ始めていませんでした。定期テストの平均点がこの時からグッと上がったので若干調子に乗っていたのですが、模試の点数はズタボロだったので、この時からきちんと受験を意識した勉強を始めておくべきだったと後悔しています。
この時は私と親の志望校が一致していたので落ちついて受験勉強ができていました。周りはすっかり受験モードに入っていたので割とすんなり受験生になれたような気がしています。
このあたりから親と意見が食い違い、毎日ストレス三昧で勉強もろくにできませんでした。家に帰るのが憂鬱だったので、学校に遅くまで残って宿題や自主勉強をしていました。
最終的に志望校が確定して一ヶ月ほどですぐ試験日だったので、まさに怒涛の勢い詰め込んでいきました。私の学部は小論文の他に、学校では習わない専門的なメディア分野の試験が課されていたので、とにかくニュースや新聞を読み漁っていたのですが、やはり毎日の積み重ねが大事なので、日頃から新聞に目を通しておくべきだったなと思います。
今年の夏の甲子園の開会式で紹介された元プロ野球選手斎藤佑樹選手のお手紙の一部です。周りと比べたり成績が振るわなかったり、受験生は何かと数値に振り回されがちですが、細かいことは気にしすぎず進もうという気持ちにさせてくれました。