横井 咲美さん
最初の方は高校生活に慣れることが精一杯でした。やりたいことはあっても絶対ここに行きたいという大学もなく、勉強は定期テストの勉強をとりあえずやっておこうという感じで、あまり勉強を真剣にやった記憶がありません。
高2は勉強より部活の方に力を入れていました。勉強の方も少しづつはしていましたが、基礎固めをしないまま自分流で勉強していたため、今思えば周りの人に勉強法を聞いて効率の良い勉強をしていれば、高3でもっと良いスタートを切れていたのかなと思います。
総体が近かったため、この時期の勉強は定期テストの勉強と英単語位でした。ただ、英単語だけでも毎日続けていたのは大きかったなと思います。
6月の郊外模試の時、学年で下から10番目くらいの順位を取りました。自分では勉強をしていたつもりですがまだまだ足りていなかったことに気づき、夏休みは毎日12時間を目標に勉強していました。
9月頃に志望校を変更し、11月頃から赤本を中心に勉強していました。郊外模試の順位は100番位上がりましたが、それでも過去問を20回以上解いて合格最低点に乗ったのは2回だけでした。しかし、暗記物は前日まで上がる、本番は何があるか分からないなどと考え直したり、どうしても苦しい時には家族や先生、友達に相談したり、夜には自分の好きなことをする時間を作ったりして、上手にメンタルをコントロールできるように工夫していました。
ありきたりな言葉ですが、私自身、家族や先生、友達がいないと確実に受験を乗り越えることは出来ませんでした。受験期間は、自分がどれだけ沢山の人に支えられているか、周りの人の大切さをより強く実感するにもなりました。