三木 陸矢さん
大学に受かっていった先輩は高校1年の11月からやっていた
この言葉を担任に何回も言われていたので、自然と受験が近づいていることが意識できていて、それがスムーズに受験勉強に入れた理由たと思う。
三学期からAxisに入って本格的に受験勉強を始めた。
受験勉強が始まったと思い、本当に必死で勉強した。
学校が終わった後や塾が始まる前、終わった後、全部Axisで自習をしていた。この時6時間自習したらゲームをするというご褒美で自分を釣って勉強していた。しかし日曜日はAxisが開いておらず、全く勉強できない日が続いた。それでも必死に勉強していたのだが思うように点数が伸びず2022同日共通テストが40点台だったので、本当に落ち込み受験勉強を辞めることまで考えた。
志望校を山口大学に確定させ、理系だが数Ⅲを捨ててほぼ山口大学以外どこも行けない状態に追い込む。自分に足りていないのは数学でも理科でもなく英文法だということに気付き、数学理科も合わせて春休みに毎日13時間近く勉強していた。この時が一番勉強していたと思う。現代文もこの辺から対策し始めた。一学期は高2よりハードな授業だったので長く感じられた。
山口大学獣医学部は二次試験に英語がいらないので、ここから共通テスト英語の対策をし始めた。一回目86点。二回目56点。三回目54点と下がっていき、一回目が高かったのもあって震えが止まらなかった。全く春の英文法が効いていないと感じた。ここで少しずつモチベーションが落ち始め、毎日8時間勉強してそれ以外はスマホをつついていた。ある日に英語があまりにもできないことをネットの友達に相談すると、「とりあえずSVOCを全部書け。 学校の長文でいいから」と言われた。本当にセンチメンタルだったのでそこにすがり、学校で配られた共通テスト対策問題33文に何日かかけてSVOCと形容詞句、副詞句を書きながらそこの文章をまとめるように読んでいった。
英語が急に伸び始め、Z会予想問題が83.83.73.84等高得点続きになった。夏休みにやった構文を取るのが完全に効いていて、SVOCを書かなくてもある程度の意味が取れるようになり、ある程度どこが問題で聞かれそうかが分かってくるようになってきた。(これは昔先生が言っていて、その通りになった。)しかし英語が伸びたら他やることがなくなり、地理を倫理政経に変更。猛勉強したが11月終わりにはまたやることがなくなり、他人は必死でやっているのに自分だけ勉強していない恐怖と焦りに囚われ続けていた。本当に何もしたくない日が続いて共通テストを迎え、ボーダーギリギリの点数を取って二次試験対策に突入。今まで出来なかった物理と数学だけを勉強できるという幸せに駆られて過去問を12年分解いて二次試験に挑んだ。合格発表当日は回線が混んでいてその待ち時間心臓が痛かった。
公文式の公文公先生の言葉。受験の素人である受験生が深く考えたところで先生以上の答えが出せる可能性は低い。この「やってみよう」という精神はとにかく行動しなければ受からないという点について、大学受験に似ていると思った。