Y.Oさん
まだ始まったばかりで、学校生活に慣れていないということもあり、学校の授業に着いていくのに必死でした。課題もたくさん出て、終わらせることだけを考えていました。新型コロナの影響で大きなイベントはいくつも無くなりましたが、新しい友達を作ることができ、一緒に協力しながら学校に行っていました。
生活リズムはかなり崩れていて、夜遅くまで課題に追われることも多くありました。悩む暇もないくらい時間に追われていたので、毎日をただただこなす日々でした。
学校生活にも慣れ、友達もたくさんできて、1年の時よりも余裕をもって学校生活を送ることが出来たと思います。ですが、高2の最初は部活のことや勉強との両立で悩むことが多くなり、学校にも行けなくなった時期がありました。親と本気で相談してなんとか学校に行き始めることができましたが、この時期はとてもキツかったです。後半は修学旅行などの楽しいイベントもあって、全体的には楽しく生活することが出来たと思います。生活リズムは部活も忙しくなってかなり崩れていたように思います。
いよいよ高3になって、大学受験が迫ってきたように感じていました。部活も大変なのは変わりませんでしたが、仲間に相談しながら前に進むことができるようになったので、以前ほどは悩んでいませんでした。勉強に関しては、ラストスパートで色々な教科でどんどん学ぶ内容が増えていって、受験に対する不安も芽生え始めました。志望校もぼんやりとしか決まっていなかったので、受験生としての自覚をしっかり持たないと、という気持ちが大きくなったように思います。
部活も終わりが近づいてきて、いよいよ受験が迫ってきたなと感じました。夏休みでは、部活の大会も残っていてあまりよく勉強できなかったので、周りは成績が伸び始めているのに自分だけ置いていかれるような気がして、焦りを感じていました。部活も引退し、夏の終わりに塾に入ったことで自分の中でスイッチが入り、勉強に身が入るようになったと思います。
本番直前で、焦りの不安に押してぶされそうになりながら毎日を送っていました。その心配を塾の先生や友達に相談しながら、受験期を乗り越えました。自信をなくしたせいで、成績が伸び悩んだ時期もありましたが、最後は自分を信じて受けることができました。生活リズムはこの時期が1番安定していたように思います。
これは野村克也さんの言葉で、通っていた塾の先生が、自習机の横にこの言葉を飾っていて、いつも見て力をもらっていました。