下枝 心音さん
高校生活がはじまり、楽しい日々もありつつ、思ったようにいかない時もありました。当時は大学についてはあまり真剣に考えていなかったと思います。
高2になると、少し受験を意識するようになり、毎日朝5時半におきて、学校の開門すぐの時間の電車に乗って勉強し、放課後は塾の授業を受けるというサイクルを1年間していました。当時は睡眠時間を削っていましたが、集中力が落ちたり、体がフラフラになるなどのデメリットもあったので、高三からは6時半に起きるようになりました。
高三になると受験をかなり意識して、1年間計画的な勉強をするようになりました。学校の友人との受験に対する温度差もかなり目立ってくる時期だったので、友人との時間の優先度を下げて自分ひとりで勉強しなければいけませんでした。
夏休みに入ってすぐ感染症にかかり、そこから体調不良が続いたため、思ったような受験勉強漬けの夏休みは送れませんでした。
夏休みに思ったような勉強が出来なかった挽回をするために、徹底的に効率をかんがえました。私は睡眠時間をたくさん削れるタイプではなく、またメンタルを安定させることが受験において何よりも大切だと思っていたので、睡眠時間をしっかり確保するために寝る時間と起きる時間を固定し、適度な息抜きもしていました。ですがやはり、受験本番直前は夜中に目が覚めてしまったり、気持ちが不安定になることもありました。この時、2年生のうちに早起きして勉強し、過去問も早めに解いておいて良かったなと思いました。
同業他社のスローガンですが、不安定になりがちな受験期に、強い気持ちを持ったまま過ごすことができました。