Y.Wさん
最初は中学校で深く習わなかった新しい教科が増えるとともに、予習復習、課題の多さに毎日深夜の2時以降まで起きている生活が続きとてもしんどかった。しかし、1月頃からは徐々に自分のペースが掴めてきたため、少し余裕を持てるようになった。
2年生になると自分にとって必要な科目をとるので少し勉強できる教科がしぼれたが、それでも教科が多かったので全体的に勉強するということがうまくできずに悩んだ。しかし、授業の予習と宿題をきちんと行い、次の定期考査の2週間前から、提出物の範囲を予想して少しずつ取り組んでいくと、テスト前に余裕をもって勉強できたので、自分にとって満足できる点数をとることができた。
高3になると受験を意識し始めるのでネットの色々な情報に左右されて焦っていた。しかし、1学期はまだ受験に必要な範囲が完全に終わっていない教科もあるので、今思えば定期考査も含め、焦らずしっかり学校の勉強をした方が結果的に受験対策にもなり、効率的だと思う。
このころから受験勉強に本気で取り組む人が増え、その焦りから1日10時間くらい勉強しないといけないと思い込んでいた。しかし、自分は最初に頑張りすぎて長続きせず、できなかったことばかりに目が行くようになってしまったため逆に夏休みはほとんど勉強できなかった。そのため、すごく自己嫌悪になってしまった。
夏の反省を生かし、勉強の仕方を変えて時間に縛らたり、一度にたくさん勉強しようとしたりせず、自分のやろうと思うことを一つだけ達成できたら、その日は勉強しないと決めた。そうすると、自然ともう少しやろうと思えたので、+αとして他の勉強をしてみるというように、ハードルをできるだけ落として進めた。そのほうが確実に勉強時間が確保できて、勉強している実感も湧いたので結果的に良かったと思う。
結果は必ずしも良いようになる訳ではないが、努力した分だけ自信やこの先の生活に活かすことにも繋がるので、結果ばかりを見ずに、自分が後悔せず納得できるまでやりきれたかということが大事と父からもらったアドバイスが由来。