M.Yさん
授業などに置いていかれないように必死に勉強していた。勉強しなくてはいけないという重圧から高校に入る前に決めていた部活には入らず、毎日5時半まで自習室に通い勉強していた。平日中に週末課題を終わらせ、週末は平日の復習に時間をかけていた。
しかし周りが高校生活を楽しんでいる中1人勉強している自分が嫌になり勉強が少しずつできなくなっていった
一年の時の不満、不安が爆発し勉強ができないようになった。一年の時は2週間前から対策をしていた定期テストも前日になっても手をつけれないなんてことが何度もあった。
塾に入り、少しずつ勉強に対する意欲が戻ってきた。しかし受験という重圧に耐えきれずまた鬱のようになってしまった。ただ前と比べ発散する方法があったため勉強することができた。
まずやるということに専念していた。周りと比べると勉強時間ははるかに足りてなかったと思うが、自分のできるペースで着実にやり、体の負担にならないようにしていた。
両親や担任の先生から様々な道を提案してもらい、自分でも逃げ道をたくさん用意することでストレスを軽減していた。しかしどうしても志望校に行きたかったため第一の目標は変えなかった。
塾や学校で勧められて推薦入試を受けることにした。自分の学力に自信がなかったが、どれだけ自分がそこに行きたいのか、教授のもとで研究したいのかなどを明確に伝えられる自信はあった。
毎週、受験直前は毎日口頭試問と面接の対策をしてもらい、家では資料集と教科書を見てそれらの内容をまとめたり、面接で聞かれそうなことを考え何度も何度も書き直した。
その結果推薦で合格することができた。
受かるか受からないとか関係なくとりあえず勉強しようと思えた。