殿川 千尋さん
体調が悪くて思うように学校に行くことができず、どんどん授業に遅れていった。留年することになるかもしれないと常にひやひやしていた。
比較的体調がよく、勉強もかなり頑張ることができた。数学と化学はどうあがいても良い結果は得られず、がむしゃらに毎日頑張っていた。
気合を入れすぎたことによるストレスで信じられないほど体調を崩し、何も手につかなくなった。終わったと思い、大学のレベルを下げ、専門学校も視野に入れ始めた。
夏休みに入っても、体調は回復せず、ただ夏休みの宿題に追われていた。やりたいのにやれない焦りと不安ばかりが募った。本当に悔しかった。
体調が戻ってきて、勉強に費やせる時間が少し増えた。思っていたより生物がひどかったので、1からやり直した。チャンスを全てモノにする気持ちで諦めずに頑張った。
中学受験の経験からずっと心の支えになっている言葉。結果が良くても悪くても前向きな気持ちになれる。