Y.Tさん
体育系の部活で忙しく、あまり勉強の時間は取れなかった。自分は絶対に理系に行くという強い意志はあったため、歴史の勉強は高校の授業のみだった。
夏頃に部活を途中で辞めて、新しく自分でサークルを立ち上げたため、理系科目以外にはあまり時間を割くことができなかった。化学基礎を習い始めたが、概念の理解が難しく挫折し、地学という教科に触れてみた。
自分にとっては地学をするほうが楽しいし、将来役に立つのではないかと思い、親に相談した。
アクシスの先生に地学をしてみたいという旨を伝えると、Axisのオンライン家庭教師の受講を紹介してくださった。それから高校三年生の間は、化学を捨てて地学を独学することを決意した。
この頃から1月まで、毎週土曜日にリスニングの練習をするようにした。また、担任の先生に、二次試験まで地学で受けたいと伝えると、今まで聞いたことがないと言われたが、しっかり応援してくださった。夏休み中は学園祭の準備で忙しくあまり勉強はできなかった。自分の役職以外のことも頼まれていたため徹夜する日があった。
公募推薦で京都産業大学、一般入試共テ併用数学(情報、国語)で関西学院大学に合格した。
共通テスト本番二日目、理科の第一解答科目で世紀の大失敗をした。物理を受けるはずであったが緊張のあまり最初のページが『物理基礎』であることを確認せず解いてしまい、残りの30分で『物理』を解くことになった。その動揺でせっかく勉強した地学でも頭が回らず、思うような点数が取れなかった。結果、理科の合計点が5割を切ることになったが、苦手であったはずの文系教科(国語、地理、英語)は軒並み7割を超えたことに加え、ほとんど勉強していない情報で9割取れたため、共通テストの合計点自体はなんとか第一志望の大学のボーダーギリギリまで持って行くことができた。
2次試験でも物理で、まったく勉強していない物理基礎が出たことであまり点数が取ることができず、結局前期の広島大学は落ちてしまった。
後期も、共通テストでよくできた教科が圧縮され落ちてしまった。
3月28日まで、関西学院大学に入学する予定で手続きを進めていた。しかし、急に広島大学から電話があり、前期で受けた広島大学の補欠合格者に選ばれたことを知らされた。その後、関西学院大学の入学辞退の手続きと広島大学の入学手続きを同時に行った。














大きな目標を前にして、今の自分ができることを精一杯頑張ろうという気持ちになれた。