原田 康汰さん
中学校からガラリと環境が変わり、高校生活に慣れることが本当に大変でした。部活動が本当に忙しく、休みもあまりなかったため、精神的に厳しい時期でした。しかし、学校の小テスト、定期テストは気を抜きませんでした。どんなに忙しくても、コツコツと勉強をしていたと思います。
高校生活にも慣れ、部活動では先輩方が引退し、いよいよ自分が引っ張っていかなければならない時期でした。しかし、私は1年生の時に比べて、勉強も部活動もやる気が起きなくなってしまいました。適当に日々を過ごしてしまったことを後悔しています。
最後の総体に向けて、部では気合が入っていました。練習もどんどんハードになり、勉強はほとんどしていなかったです。受験生という自覚はあったものの、勉強する気持ちにはなれませんでした。
部活動を引退し、いよいよ受験の天王山である夏休みを迎えました。ここで、今まで勉強をサボっていたツケがまわってきました。気がついたら、皆に置いてかれていました。しかし、模試ではA,B判定を取れていたため、少し余裕がありました。
10月、11月は推薦入試の対策で忙しく、共通テスト対策が思うようにできませんでした。
私は推薦入試で合格する自信が多少はあったため、意気込んでいましたが、結果は不合格でした。共通テストまで残り40日くらいだったと思います。さすがに焦りましたが、神様からの試練と考え、前向きに勉強し続けました。しかし、私はメンタルがあまり強くはないため、心の奥深くではかなり落ち込んでいました。














小学生の頃から、教員になりたいという夢がありました。その夢こそが私を突き動かす原動力でした。