坂野 颯星さん
高校に入学して、周りのレベルの高さに驚いた。追いつくために独学を重ね、最終的には３位まで昇りつめた。また、編入組の団結力で、行事も精一杯楽しめた。
高１の勢いのままついに１位の座を奪取。そのまま首位を走り続けた。高１で疎かにしていた理科を能開の授業でも独学でも勉強し、同日模試は全国６位を経験した。
この頃志望校を東大に変更。上述の６位は以前の志望校京大で、東大のほうは２３位。学校の先生から、ギリギリの勝負といわれ、危機感を覚え、まずは復習を徹底した。
過去問に初めて着手した。ようやく自分の詰めの甘さに気づくことになる。伸び悩む点数のことは忘れて、必死に勉強する。結果として大きな自信や粘り強さを得た。
実力のついた後に、東大対策により的を絞り、細かい箇所の修正を続けた。部分点の取り方、正確さを損なわない速度、失点しない省エネ法を、徹底的に分析した。
合格最低点程度の得点であれば、基本的な要素からなる問題のみを解くだけでも十分取れると気づいたから。