江本 舜さん
最初は友達ができるか不安でした。しかし、気づいたら自分にもそれなりに多くの友達ができ、高校生活の安定に伴い、学業にも集中できるようになりました。
部活では3年生から部を引き継ぎ、友達と楽しみながら活動しました。修学旅行では真新しい体験をし、友達との絆も深まりました。勉強以外の生活の充実が、勉強にも良い方向に作用しました。
まだ受験のプレッシャーは感じていませんでした。しかし段々と迫ってきていることは確実で、何となく受験の準備を進めていました。この頃から6時間睡眠など、生活リズムを気にし始めました。
模試が増え始め、学校では放課後補習、夏期補習などとにかく勉強しました。夏は体力的にも一番きつい時期だったので、体調を崩さず、最後の学校祭を楽しみつつ勉強をし、高校生活を楽しみながら受験生モードへの移行を進めました。
受験が間近に迫り、模試も一週間に一回など桁外れに増えました。この頃のモットーは「模試の結果で一喜一憂しないこと」で、とにかく前を向いて頑張りました。
大切なのはどこへ行くかではなく行った場所で何をするかということ。
高校の授業の中で様々な先生方が仰っていた言葉。結局自分が進学した大学でやりたいこと、やるべきことを見つける事が一番大切だと気付かされた。この言葉のお陰で受験中も「ここが第一志望だから」などと気を張ることもなく、合格発表の時もあまり緊張することはなかった。第一志望の大学には落ちてしまったが、不合格がわかった時もこの言葉のお陰でひどく落ち込むことはなく、後期試験に全力を注ぐことが出来た。