石元 沙綾さん
高1の時は高校に慣れることや学校の行き帰りの時間が長くて大変だった。部活動が充実していて筝曲部で県の最優秀賞がいただけたことがすごく嬉しかった。
学校生活にも慣れて気が緩みすぎてしまった部分もあった。夏に部活の全国大会で佐賀県に行った。
新型コロナウイルスが流行して、最初はここまで大きなものだとは思っていなかったのでどんどん拡大していく状況に、この先どうなるんだろうってよく考えていた。共通テストも普通にあるのかよく分からずいろいろと混乱していた。
このころはバタバタとしていた気がする。学校もやっと始まりだして、いつもの生活に少し戻った。志望の大学にいくにはまだ全然足りなかったので、苦手な理科科目をやったら高1の時に全く分からなかった化学基礎が分かるようになって嬉しかった。
教室に飾ってあった共通テストまでのカウントダウンがどんどん近づいてきてそれを見るたびに友達とえ?あとこれだけしかないん⁉と焦っていた。日本史を最後まで見ていて、ひとつでも多く頭に入れようとしていた。
よく勉強したくないなと思うときがあったけど、もしやらずに不合格だったらものすごい後悔すると思うし、やって不合格だったとしたら、自分自身によく頑張ったと思えてそれまでの過程がきっと将来に役立つと思ったから、頑張って勉強した。