中山 咲さん
私は1年生の秋まで運動部に入っていたのでとても忙しく、家に帰ると疲れて宿題もせずに寝ることが多かったです。そして朝早くに起きて宿題をすることが習慣でした。復習や予習は必要最低限だったので当然成績も伸びませんでした。部活が無い日は、予習や復習をせずにSNSばかりしており、受験はまだ先だと思っていたのでこの後とても大変でした。
部活を辞め、時間に余裕が出来ました。11月頃には受験を意識し、放課後は学校が終わるまで学習室で勉強をしていました。学校にいる時に宿題を終わらせ、家ではそれ以外の苦手科目の復習や得意科目の勉強をするのが習慣でした。今まで勉強をきちんとしていなかった分、基礎が欠けていたり分かる分野とそうでない分野の差が激しく、投げやりになってしまった時期もありましたがワークなどを使い、分からないところは最初からやり直しました。
過去問を解いて自分のレベルの低さを痛感し何もやる気が起きない時期でしたが、周りのサポートのおかげでスランプから立ち直りました。その後は、過去問を解く前の基礎が抜けていたところがあったのでとにかく問題の量をこなし、何回も繰り返すことで記憶を定着させました。夜の12時頃まで勉強をして6時に起床し朝の30分間に前日やったことの復習をしました。
過去問により一層全力で取り組みました。春に基礎の部分をしっかりやったおかげで前に読んだ時よりも読みやすくなりました。しかし、単語の意味が曖昧だったりと自分ができるようでそうでない部分が目立つようになってきました。単語を書いて覚えるのではなく、何回も視覚に入れることを意識して覚えました。
11月に受験を控えていたので、少しでも時間があれば単語の復習をしたり、学校の宿題を早めに終わらせたりしていました。不安や焦りでいっぱいだったため、夜の1時頃に寝て6時半頃に起きるのが習慣でした。睡眠時間が短かったため、急に眠気が襲ってきたり、体調を崩すことが多くありました。
私は何か一つでもうまくいかないと落ち込んでネガティブになる傾向がありました。しかし、全てが上手くいくなら努力もいりません。今出来なくても、これからそれを出来るようになればいいと思うようにしました。その結果、分からないところがあってもそこで自分を責めるのではなく、そのミスを受け止め、次に生かせるようになりました。