N・Rさん
勉強はテスト前に少しやる程度で、中学のころと比べるとかなり勉強量は減った。その分、部活動に力を注いでいる時期だった。
勉強面は高1のころから変わらず。まわりはそろそろ将来の職業について考え始めた時期だが、私はこれといった目標はなく、とにかく部活動を優先。部活の仲間と過ごす時間が何よりも楽しかった。
友人たちは志望校を決定していく中、私は進学先を決める前に、将来の目標を定める必要があった。子どもと関わったり、何かを人に教えたりすることが好きだったことから、教員になりたいと思うようになった。
幼いころ、自閉症の方との交流があったことを思い出し、その体験から、特別支援教諭になりたい、と将来像が具体的になっていった。地元の、発達教育について深く学べる大学と出会い、その大学に進学したいと決意した。
学びたいことや大学が明確なのであれば、そこを目指してのさまざまな受験方法があることをアクシスの先生に教えられ、受験機会のひとつとして総合型選抜を選択した。一般入試の対策もしつつ、書類作成や小論文の練習もしなければならず、不安も大きかったが、多くの方たちのサポートをいただき、合格することができた。
どんな結果になろうとも、後悔がないように努力をすることが大切だ、と実感したから。