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自己分析をすれば得意科目も伸びる!

 まず、大まかにいうと、ここで言う自己分析とは、間違えた問題と正解した問題、それぞれを分析して、なぜ間違えたのか、どう考えてこの解答を選んだのか、熟考する。そうすることによって自分の強みと弱みが見えてくる。そしてそれぞれにあったアプローチをしていくことである。得意科目は伸ばしづらいとよく耳にするが、その打開策の一つとして私の経験を紹介したい。
 例えば、私は中学生の頃から英語が得意だった。単語張を開いたり、問題集を解いたりしなくても高得点をとってきた。しかし、いざ赤本を解くと想定していた点数よりかなり低かった。今まで勉強した試しもなく感覚だけで解いてきたため、自分が何を理解していないのか分からなかった。そのため、とにかく過去問を解き、長文が苦手なのか、文法が苦手なのかなど、私の特徴を知るところから始めた。そして、長文が得意で、文法とイディオムが苦手だと分かった。強みと弱みが見えたら、それぞれの伸ばし方を考えた。まず、強みである長文は日頃から洋書を読み、英文に慣れる事と速読力を伸ばす事を意識した。
次に、弱みである文法とイディオムは、ひたすら問題を解くことにした。量をこなすことによって、疑問に思う事や知らなかったことを解消できたり、記憶しやすくなった。

こうして私は、得意科目は伸ばしづらいというやっかいな呪縛を克服した。

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