宮本 千裕さん
憧れの部活に入れて、ずっとやりたかったマーチングができたので、受験勉強よりも音楽の勉強をしていました。
部長をしました。顧問の先生に「吹奏楽部は勉強と両立できる人はほとんどいない」「後悔しないように、今やるべきことをやって終わった後に切り替えて勉強に励みなさい」と教えられていたので、とにかく部活に励みました。
後悔ないように部活に取り組んだので、受験勉強を始めました。勉強をしていなかったので受験勉強ができて嬉しかったくらいでした。この時期に塾に入って、勉強法や志望校を決めました。早めに入って良かったです。
面接がある推薦入試を受けることにしたので、推薦の勉強を始めました。国際系を目指していたので、ひろしま国際センターの職員の方にお話を聞きに行ったり、ボランティアに行ったりと自分の語れる体験を増やしました。秋になると推薦で忙しくなって勉強ができないので、夏のうちに受験勉強する必要があります。
11月、推薦入試で落ちました。部長だからいけるかもしれないと思っていたけど、質問内容を見るとそういうものを見ていたわけじゃなかったのだと思います。悔しかったので、志望校を変えず、学力で勝負をしようと挑みました。しかし、共通テストでも失敗しました。得意科目の国語と、公共・政治経済で思うように点が取れず、苦手科目の英語が足を引っ張りました。結局志望校を変えました。使う教科は減りましたが、努力は無駄じゃなかったと思います。前期は、すでに私立大学の合格をいただいていたので、どの大学でも絶対後悔させない人間になると覚悟を決めました。
勉強をする時点でいろいろな試練に立ち向かっています。どんな形であれ、それを乗り越える日が来ます。その日まで頑張ろうと思う時点で強いと思います。