湯川 裕翔さん
受験のことなど考えもしませんでした。ただ、定期テストで平均点以上をキープしようとはしていました。
授業が難しくなり、ついていくのが精一杯でした。模試の回数も増えましたが、大して勉強もしていませんでした。夏休みは宿題以外に習っている範囲で苦手な分野を潰すようにしました。
受験生にはなったものの、勉強に関しては2年生の頃とほとんど変わっていませんでした。新学期が始まってすぐに友人と「受験生はもっと真面目だと思っていた」と話したことを覚えています。勉強時間を増やそうとは思っていましたが、実質的には大きな変化はありませんでした。
夜に一度集中が切れるとそれ以上勉強できなかったので、夏休みは朝型の生活を送ろうと考え、22:30就寝、4:30起床のリズムを作りました。英語が苦手だったので、毎朝単語帳を一周するようにしていました。今から考えると長い時間がある夏休みにもっと二次試験対策をしておけば良かったと思います。
9月頃に共通テストの国語の点数が悲惨だということに気付いたので、毎朝大問一つを解くようにしました。その日の結果を友達に報告し、サボらないように心がけました。12月からは共通テストの予想問題集をひたすら解きました。点数が低い時は落ち込みましたが、全教科の合計点は収束するはずなので、各教科ごとの点数は気にしすぎないほうが良かったです。共通テスト本番は上手くいった教科もそうでない教科もありましたが、この形式の問題を解くのは最後だと思って楽しむぐらいの意気込みで臨みました。共通テスト後は一時的に勉強時間が減りましたが、私立大学の入試があったので、過去問を解いて間違った部分を重点的に復習することを繰り返しました。入試後、国公立大学に向けての勉強も同じでしたが、国公立大学でしか使わない教科の勉強が疎かになっており、結局本番でもあまり点数が取れませんでした。共通テスト後から多少は勉強しておくべきでした。過去問の出来はあまり良くなく、正直厳しいと思いながら本番に臨みましたが、周りの人も同じレベルしかいないと考え、解ける問題を解くことを徹底しました。できない問題があっても焦らなかったことが良い結果に繋がったのだと思います。大学受験は苦しいことも多かったですが、振り返ってみると案外楽しかったような気もしますし、何より人生において貴重な経験ができました。
友人が受験や勉強に関わらず日常的に言っていた言葉。
使用例
「やべぇ今日全く勉強してねぇわ」
「おーん、しゃーない、切り替えていけ」