岸本 櫂生さん
勉強は1日2時間ぐらいしていたが大手前に受かって調子に乗っていた。自分は勉強ができると思い込んでいた。しかしそんな考えはすぐに潰える。
初めての駿台模試で大ゴケ。絶望したのを覚えている。でも心のどっかでは受かるだろうとぼんやり思っていた。多分高校受験が成功していることが脳裏に浮かんでいたのだろう。しかしこの考えは危険である。落ちるものは落ちるのだ。それを早く気付くべきだと今更ながらに思う。勉強はほどほどに(1日3時間から4時間)していた。
春休みは外に出ず勉強していた。外に出なさすぎて憂鬱な状態のまま1日8時間ほどしていた。
暖かくなる3月下旬に外に友達と出始めて気分が回復した。やはり友達との時間は大切だと思う。
1日10時間(最低でも)していた。過去問を含め朝は世界史地理、昼から二次対策を行った。文化祭準備で外に出る日もあったり、学校で勉強してみたりと気分転換を行って春よりは気分的に持ちこたえていたと思う。
1日10時間は最低でもしたがしんどかった。共テは全然点数伸びないし模試も成績悪いしで精神状態が悪かった気がする。阪大2次に関してもその精神状態が祟ったと思う。戦う前から負けていた。受験は学力だけじゃない。精神状態の善し悪しも合否に大きく関わる要素であると思う。
学ぶは「まなぶ」と同時に「まねぶ」とも読む。それが示すように、学びは、例えばシャドーイングなどのように極めて身体的な活動である「真似る」ことの中にある「気付き」から始まるのである。